Daphne Tse(ダフネ・ツェ):音楽、ヨガ、スピリットダンスの旅

Daphne Tse

One World, Many Asanas vol.2

「One World, Many Asana」は、世界中の人々がどのようにヨガを実生活に取り入れて実践しているのか探求し、共有することを目的とするプロジェクトです。

世界各地でバクティヨガ(*1)を伝えているDaphne Tsu(ダフネ・ツェ)さんにお話をうかがいました。ヨガクラスを行っているところでは、よく彼女の曲がかけられているため、彼女の美しい歌声と演奏を聞いたことがある方は多いと思います。インタビューの中で彼女は、自分自身の異なる側面を探求することが重要だと言い、同時に遊び心を持つことを勧めてくれました。また、音楽とマントラが秘めるパワーについても語ってくれました。

(*1)バクティヨガ(信愛のヨガ)は、マントラ唱誦、瞑想、奉仕活動などを通じて、神とつながろうとするヨガ。



#1 音楽とヨガのクロスロード:教会、ハリウッドでの体験

UTL  まず、音楽とヨガがどのように影響し合ってきたのか、ご経歴を通してお伺いできますか?

Daphne  私は若い頃から音楽を始めました。始まりは教会からで、カトリック教会で長い間歌っていました。コールアンドレスポンス(*2)形式で、これはバクティヨガ(信愛のヨガ)で行われていることと同じです。ですから、今やっていることも名前が違うだけで、ずっと同じことを続けてきたのだと思います。

(*2)コールアンドレスポンスは呼びかけと応答を繰り返す楽曲形式。バクティクティヨガでは、神への愛と献身を深めるために、こうしたコールアンドレスポンスを活用する。

それから、音楽のパフォーマンスの側面も大好きだったので、20代の時にロサンゼルスに引っ越しました。ポップスターになりたかったんです。

UTL  ポップスターになりたかったんですね!

Daphne  まず、ハリウッドに行ったのですが、すぐに挫折してしまいました。しかし幸いにも、テレビ番組の制作の仕事につくことができました。その中で「Tonight Show」というバラエティ番組にはゲストとのトークショーがあって、セリーヌ・ディオンやマライア・キャリーのようなアーティストが出演することがありました。私の大好きなミュージシャンだったので、サウンドチェックを見に行ったりしていました。でも、この業界で働いているうちに、(仕事がハードすぎて)少し疲れてしまいました。

そんなときに、友達が一本のVHSのビデオテープをくれたんです。そのビデオにはEriic Schiffman(*3)(エリック・シフマン)が出演していました。私は彼のヨガに夢中になってしまいました。

(*3)Eriic Schiffmanは、アメリカ西海岸を拠点にヨガを広めた伝説のヨガインストラクター。

Eric Schiffmanの経歴を見ていったところ、LAにあるYogaWorks(アメリカの大手ヨガスタジオチェーン)で働いていることがわかりました。1990年代中頃だったでしょうか。

仕事をやめて、自分を見つめ直すためにヨーロッパでのバックパック旅行をした後、LAに戻り、YogaWorksのEricに会いに行きました。そこでスタジオマネージャーと会うことになったのですが、「LAで何をしてしてるの?」と聞かれたので「今は仕事を探しています。でもEricとヨガの練習がしたいんです」と答えたら、「じゃあ、ここで働いてみたら」と言ってくれて、翌日からYogaWorksで働くことになりました。MatyとChuck (創業者 マティ・エズラティとチェック・ミラー) がまだいるころのYogaWorksですね。

その頃は、まだクラスでヨガと音楽が一体になっているわけではありませんでした。そのうちイベント企画にも参加するようになりました。
Jai Utal(*4)(ジャイ・ウタール)のキールタン(*5)に参加して、とても感銘を受けました。Diva Premal(*6)(デーヴァ・プレマル)の音楽もたくさん聴くようになりました。その頃もまた、毎週日曜日にビバリーヒルズの教会で歌っていたのですが、リードシンガーの女性からギターを学ぶべきだと言われ、ギターを演奏するようになりました。

(*4)Jai Uttalは、アメリカのミュージシャンで、キルタンやデヴォーショナルな音楽を専門としています。インド古典音楽、リージェとポップを組み合わせた独自のスタイルで知られている。
(*5)キールタンでは、参加者はリーダーが歌うチャンティングを繰り返し歌います。スピリチュアルな一体感や瞑想的な状態を促す。
(*6)Deva Premalは、スピリチュアルな音楽とチャントに特化したドイツ生まれのシンガー。彼女の音楽はサンスクリットのマントラに基づき、瞑想やヨガのコミュニティで広く受け入れられいる。

スピリチュアルな音楽、ヨガの練習など、これまでやってきたことが融合していき、外面的なパフォーマンスより、内面的なことに興味が移っていきました。

UTL  リードシンガーの女性がギターを勧めるまでは、ギター演奏をしたことはなかったんですか?

Daphne  したことなかったんです。私が最初のギターを手にしたのは、24、5歳くらいのときでした。

UTL  本当ですか?ギターのイメージがあるのですごく意外です。大学では音楽を専門にしていましたよね?

Daphne  はい、でも専門は歌うことで、ピアノ、バイオリン、フルートなどの楽器は少し弾きましたが、歌う以外のことに真剣になったことはありませんでした。本当に20歳半ばまでギターを手したことがなかったので、皆さんにも、ギターをやり始めるのに遅いということはない!と伝えたいです。

Daphneの代表的な一曲「Saraswati Mahalo」。ギターのイメージが強いが、意外にもギターを始めたのは20歳半ばのとき。

 

#2 世界を旅して学ぶ:音楽とヨガにおける多文化的影響

UTL  バリ島や日本などの世界各地で生活や仕事をする中で得た経験は、あなたのアートスタイルやヨガにどのように影響を与えましたか?

Daphne  儀式としての音楽に非常に興味をもっています。具体的には、先住民文化を学び、彼らがどのように音楽を癒しやコミュニティ構築のために使っているかを学ぶことに興味があります。
もちろんアメリカや西洋の教会でも、人々を集めて一緒に歌うことはありますが、曖昧なところがなくて、もっと堅苦しいです。

バリ島には行ったり来たりをして計7年間住んでいました。バリ島ウブド村では、日曜日にケチャとファイヤーダンスが行われていました。それが私にインスピレーションを与えてくれました。そこでは、歌がどこからでも聞こえてきて、誰もが歌い手になり、誰もがダンサーになり、それらが一つのコミュニティになっていました。

中南米(ペルー、グアテマラ、コスタリカ)、日本、中国においても、このような経験をしました。
音楽がスピリチュアルな実践にどのように影響を与えるかを学びました。誰もそれをパフォーマンスとは呼んでおらず、神聖な言葉を唱えているからといって、特別な人以外唱えることができないということはありませんでした。
それらの経験が私を解放して、正しく歌ったりするべきだ!とか、そういうことにとらわれなくなり、より表現力が豊かになり、そのプロセスを信頼するようになったと思います。

UTL  確かにバリ島には、そういった調和の考えがありますね。

Daphne  インドにも何度も行っています。
私のサンスクリット語の発音について批判する人もいるかもしれませんが、私が行っているのは学問的なことではなく、もっと心理的なものです。正しく発音することは重要だと思いますが、あまりに厳格になると、神聖なものに対しても同じように硬直的になってしまうと思います。
多くの素晴らしい指導者やリーダーと一緒に式典に参加させてもらう中、彼らは声と体を使い、儀式や癒やしとしてのダンスをする力や許可を与えてくれました。
誰でも、神々に対して歌ったり、踊ったりする自由があることを教えてくれました。

UTL  素晴らしいことですね。

Daphne  ヨガを初めた頃、私はアーサナがヨガだと思っていました。

UTL  多くの人がそう思っていますね。

Daphne  20代でハンドスタンドや頭の後ろに脚を回すポーズはできましたが、年をとるにつれて、いくつかのアーサナの実践が、今の私には合わなくなってきました。今は、呼吸法、バクティヨガ、歌、ダンスなどを行うことが、心地よく、優しく、Ojas(*7)を強化するために役立つと感じています。

(*7)Ojasは、アーユルヴェーダにおいて、生命力や免疫力を表すエネルギーまたは精気とされる。健康な食事、適切なライフスタイル、瞑想などによって高まるとされています。

Daphne Tse

バリ島で毎年行わているバリスピリットフェスティバルでの様子。

#3 内なるリズムを解き放つ:スピリット・ダンスとDaphneの音楽哲学

UTL  「スピリット・ダンス」という、動きを基盤としたボディワークにも深く関わっています。これについてもっと詳しく教えていただけますか?

Daphne  「スピリット・ダンス」を教えてくれたEllen Watson(*8)(エレン・ワトソン)は私にとって、とても素晴らしい友人であり、指導者でもあります。私が彼女に出会ったのは20年前のエサレンでした。スピリットダンスは、ファイブエレメントとネイティブアメリカン文化に繋がっています。美しい聖歌やマントラ、自然界との繋がりを学びました。

(*8)Ellen Watsonはエサレン・インスティテュート(*9)で開発されたエサレン・マッサージの指導者。世界各地でエサレン・マッサージやポディ‐ワークに関するワークショップを提供している。
(*9)エサレン・インスティテュートは、アメリカのカリフォルニア州ビッグサーに位置するリトリートセンター。心理学、スピリチュアリティ、ホリスティックヘルスに焦点を当て、ワークショップやセラピーセッションが提供されている。

私は歌うことはできましたが、「私はダンサーじゃない」と、踊ることにはとても恥ずかしさを感じていました。
その点でEllenが本当に助けてくれました。彼女のトレーニングやワークショップ、リトリート中に、「今、真ん中に行って踊ってみて」と言われることがありましたが、踊るのが怖かったので、トイレに行ってその場を抜け出していました。でも今では、私が他の人に「踊ってみて」と言っています。

UTL  とても強力な変革があったのですね。

Daphne  まず、自分がダンサーじゃない、という考えから解放されました。スピリットダンスは、自分の体を動かす生まれながらの権利があるということを教えてくれました。ダンサーとして正しい方法はないのです。自由が与えられているのです。そして、ヨガとダンスの関係については、インドで多くの年月を過ごし、特にアンマ(ハグの聖母といして有名なスピリチュアルリーダー)のアシュラムで過ごしていたときに、バクティヨガに出会いました。そこでは、音楽が始まると誰もが踊り始めていました。じっと座っていられないほど、みんなが踊っているのです。音楽とダンスの組み合わせに気づきました。

私は子供たちともよく一緒に過ごします。子供たちは踊ったり回ったりするのが好きで、それは自然な動きの一部です。だけど、誰かが「それはダメだ」と言いはじめると、正しいとされるものをやらなければいけないと思い、やめてしまいます。私たちも同じです。

Daphne  それらの経験を経て、表現力豊かな芸術を様々な形で取り入れるようになりました。私は絵描きではありませんが、機会があれば描くことがあります。とにかく、私たちは自分自身を表現することができるのです。それが人間であることだと思います。私たちは宇宙の一部であり、それは宇宙が踊っているのと同じです。

UTL  歌うこと、楽器を演奏すること、踊ることなど、さまざまなことにチャレンジしているんですね。
現在取り組んでいる音楽やヨガプロジェクトについて、教えていただけますか?

Daphne  バクティ音楽や聖歌を聴くのも好きですが、好きな音楽にエレクトロニックダンスミュージックやサイケデリックトランスミュージックがあります。私はトランス状態になるのが好きで、ダンス自体がトランス状態に入るための方法でもありますが、その中にある音楽が好きなのです。リズムがあって、ぐっと引き込まれるような感覚があるのです。

すでに少し動きはじめていて、長野にいるプロデューサーである音楽家の友人、Keigo Tanaka(タナカケイゴ)と一緒にアルバムを制作しています。エレクトロニックな感じに、アコースティックが混ざったものです。

他のプロジェクトはエレクトロニックダンスです。私はゴスペルミュージックが好きです。Bobby McPharan(*10)(ボビー・マクファーリン)のように、声を楽器として演奏するのが好きです。彼はこれをCircle songsと呼んでいます。

(*10)Bobby McPharanはアメリカのジャズ歌手。器楽的な唱法で知られ、1988年にア・カペラ多重録音による「ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー」が大ヒットした。

9月にUTLで行うワークショップでは、Circle songsの1曲を持ち込むつもりです。グループで即興の歌を作ります。

UTL  即興の歌作り、いいですね。

Daphne  参加者全員が一緒に歌い、 バイブレーションを表現し、子供のころの驚きの気持ちを取り戻すんです。
もう一つはゴスペルミュージック。私の母親はメキシコ人でCOVID中に亡くなりました。彼女の母国語であるスペイン語で歌うことに非常に興味があります。
2025年以降は音楽とダンスのビデオを作成するかもしれません。ゲストを招いてポッドキャストの予定もあります。

UTL  同時にいろんなプロジェクトが進んでいるのですね。
すでに少し言及していただきましたが、9月にUTLで行うワークショップについて詳しく説明していただけますか?

Daphne  みなさんに、自分で練習を続けられるような「ツール」を持ち帰ってもらいたいと思っています。ワークショップやコンサートに参加して良い気分になっても、家に帰ってから「それでどうすればいいの?」とならないように。来年、UTLでティーチャートレーニングコースをやりたいと思っているのですが、その下調べもできます。

Daphne  今、人々は家族やコミュニティでの癒しを必要としています。そして、毎日音を出すことが免疫システムを高めると、科学的にも証明されています。
音が細胞を揺らすことで、あなたに振動が生まれます。そうすると、ものが停滞しなくなります。ものごとを軽く、活気にあふれた状態にしておきましょう。

ワークショップではエクササイズを行い、Circle songsで遊びます。自分の体を楽器として使うことを学びます。ワークショップ後も自分自身で練習できるようになります。

UTL  楽しみな内容です!

Daphne Tse

2023/9/15(金)ダフネ・ツェ/バクティ・ヨガ~ソウルソングス:マントラ・メディスン

#4 音楽とマントラ:全宇宙とつながるための道

UTL  アーティストとヨガ講師の側面をもつ、ユニークな存在として、UTLコミュニティに対してメッセージやアドバイスをお願いします。

Daphne  私は融合的な存在です。中国人とメキシコ人の両親の元、テキサスで生まれ育ちました。東洋と西洋の両方を経験しました。多くのことに好奇心があります。一つの側面だけでは飽きてしまいます。一つのことに真剣に取り組むことが好きではないわけではありませんが、そういった環境で育ったため、探求するのが好きなのです。

皆さんへのアドバイスは、この一つのことだけを練習したい、この一つの方法だけを練習したいと思っているかもしれませんが、もっといろんなことに興味を持ってみてください、ということです。

20代の時、毎日アイアンガーヨガを練習していました。アイアンガーヨガは私の最初のヨガの練習で、その後アシュタンガヨガも練習しました。そして、徐々に枝分かれし始めました。私にとっては、自分自身の異なる側面を探求し、リスクを取ることが重要だと思っています。

ダンスが好きじゃない、と感じている人も、私の先生であるEllenが言うように、好きじゃなくても、やってみて、抵抗にどのように反応するかを観察してみてください。

UTL  自分の反応を観察するのですね。

Daphne  はい、抵抗に反応するのを観察してみてください。そうすることで、本当の答えを見つけることができます。とあるヨガの流派に対して「それはヨガじゃない」と思う人もいるかもしれませんが、私は、魂と宇宙を統合するものはすべてヨガだと信じています。

そして遊び心を持ってください。私の最大の才能の一つは、人々が自分自身のインナーチャイルドを見つけ、驚きを思い出す手助けをすることです。30代、40代、50代、、、人生のどの段階にいようと、まだインナーチャイルドがいて、宇宙に対する畏怖の念を感じたがっているのです。私たちの人生はたった一度しかないのです。とても短い時間です。

不必要な苦しみをすべて取り除くために、より多くのポジティブなものを自分自身や周りの人にもたらす方法を見つけることができるといいと思います。本質とのつながりを見つけるために、心を広げてください。それが私にとってのバクティです。

UTL  とても素敵な人生観ですね。

Daphne  本質とのつながりを見つけるために自分自身を解放してください。毎日与えられる美しさを受け入れてください。時には外側や心の中が灰色に見えるかもしれません。そこで最終的にはマントラ(真言)が重要です。Jeffery Gorden(*11)(ジェフリー・ゴーデン) という私の師がいます。

彼の教え方は私にとって非常に強烈でした。彼が亡くなる2ヶ月前に、バリ島のカフェで彼の教えてくれた言葉を今でも覚えています。「あなたが亡くなる際、ベッド横でパートナーや親友が看取ってくれるかもしれませんが、あなたが肉体を離れるとき、彼らは一緒に行くことはできません。あなたと一緒に行くことができるのはマントラだけです。」

(*11)Jeffery GordenはJai Utal(ジャイ・ウタール),Krishna Das(クリシュナ・ダス), Ram Dass(ラム・ダス)など、数多くの人々と音楽を作り、西洋でキルタンを広めた1人。2012年9月4日、ニューメキシコ州アルバカーキで亡くなる。

私たちが唱えるマントラは、愛があれば、音があなたをこの世界から次の世界に連れて行くでしょう。私の母が亡くなるとき、最後の最後まで、私たちは彼女に向かって歌っていました。そして、音と振動が彼女を自由にしてくれたと思っています。何が起ころうとも、マントラは常にそこにあると思っています。

COVID-19、出産・死・再生など、どのようなことがあっても、マントラはあなたを支えてくれます。だから、自分にとって意味のあるもの、価値のあるものを見つけることが大切です。

UTL  Jeffery Gordenのことはよく知っています。とても素晴らしい人でした。彼のマントラが思い起こされ、今、幸せな気持ちになっています。彼の言霊は我々の中で存続していますね。

Daphne  私は、マントラや音と宇宙との繋がりを感じます。言葉では説明できませんが、たとえ、歌詞が分からなくても音のバイブレーションで感じるものがあります。バイブレーションは、感情を呼び起こします。

先日、北京でのタクシー移動中、チベット仏教徒が何か歌うのを聴いて、車の中でおもわず泣いてしまいました。私は彼が何を唱えていたのか分かりませんでが、彼がチベット仏教のマントラを唱えていたことを後で知りました。

とにかく、音楽が世界を変え、私たち自身を変えることができると信じています。ニュースやメディアで見たことに落ち込んでしまっても、自分を信じて、音楽が変化をもたらすことを信じなければなりません。世界のバイブレーションを変えましょう。自分自身やコミュニティのためにそれを行うことで、世界を変えることができます。指導者や政治家を変える必要はないのです。家庭で毎日できることです。

UTL  今日は素敵な話をありがとうごいました。



 

あとがき

先日、万里の長城で行われたヨガと音楽のイベントを終えた後、香港でのワークショップを控えるなかでインタビューに応えてくださいました。ちょっとでも停滞を感じている人は、ぜひワークショプに参加してみてください。愛と勇気をたくさんもらえると思います。

Daphne Tse

2023/9/15(金)ダフネ・ツェ/バクティ・ヨガ~ソウルソングス:マントラ・メディスン

 

Daphne Tse(ダフネ・ツェ)
ダフネはテキサス出身のソウルフルでエネルギー溢れるアーティストであり教師。
音楽への情熱は幼い頃から始まり、大学卒業後はロサンゼルスへ。
25年前に初めてヨガのクラスを受けて以来、 スピリチュアルな修行と現代フォーク・シンガーソングライターのスタイルとの融合を探求してきた。
テキサス大学オースティン校、シカゴのオールド・タウン・スクール・オブ・フォーク・ミュージック、 ジャイ・ウッタルのキルタン、ジョナサン・ゴールドマンのサウンド・ヒーリングで音楽を学ぶ。
世界各地で音楽と教えを伝えている。

これまでに5枚のアルバムをリリースし、その音楽はSoundstrue、YogaMusic JP、Samahitaリトリートによる音楽コンピレーションにも収録されている。
シバ・リア、マックス・ストローム、エーリッヒ・シフマン、シェリー・ブルーマンのもとで複数のティーチャートレーニングを修了した後、2004年からヨガを教えている。
ヨガアライアンス500時間のE-RYTであり、声による表現と本来の声を取り戻すSoulSongsの創始者でもある。
また、ダンスと音のヨガを体感できる、歌と音、身体動作を統合するVibranceの共同創始者である。
アンマチ、ペマ・チョドロン、O.P.ティワリ、シバ・レアの教えを日々の練習に取り入れている。

ダフネは優しさと喜びをもって人生をフルに生きるための魂のこもった教えをシェアしている。

インタビュアー:Hiroshi Funakoshi
2006年からバリ島に移住。UTLでは、インターナショナルリレーションを担当し、海外のパートナーや組織との連携を元ヨガティーチャーの立場から推進。コロナ禍以降は、オンラインヨガ事業の責任者も兼務。