ヨガ解剖学

ヨガを安全に快適に楽しむために

2017年11月10日に実施した「ヨガ練習中のケガに関する調査2017」によると、約7割の方がヨガの練習中にケガをした経験があり、そのケガの原因が「ヨガインストラクターの不適切な指導」との回答が約2割でした。

では、自分自身が安全に快適にヨガを楽しみ、同様に生徒さんにも楽しんで頂けるようにするために、ヨガ解剖学をどのように役立てていけばよいのでしょうか?

アンダーザライトのヨガ解剖学講師の中村尚人先生にお話を聞きました。


中村尚人(理学療法士、ヨガティーチャー)

タクトエイト代表、ヨガ解剖学講師、ベストセラー「YOGAアナトミー」監訳者

医療、介護業界を12年間経験。その後、予防医学を実現させるためヨガ・ピラティススタジオを八王子に立ち上げる。病気になる前の方達に健康法を届ける為に、予防理学療法研究会立ち上げ、その後(株)P3を設立、(社)日本ヘルスファウンデーション協会を設立し、公的な立場としても、予防医学の啓蒙を行っている。「ヨガの解剖学」「ヨガの生理学」(BABジャパン)など著書多数。アンダーザライト ヨガスクールではヨガ解剖学を担当。ヨガジャーナル日本版にて「中村尚人のヨガのための解剖学」を連載中。オーガニックライフTOKYO、ヨガフェスタなど大規模ヨガイベントに毎年登壇している。

タクトエイト
予防運動研究会


なぜヨガの解剖学を学ぶのか

解剖学は体の地図です。どこか旅行に行く時にみなさん地図を持っていきますね。地図のない旅も面白いですが、不安や危険と隣り合わせです。ヨガのプラクティスも同じ。ヨガという旅、特にアーサナのプラクティスには解剖学という地図があると安心して進んでいけます。
がむしゃらに進むよりもスマートに旅を楽しみましょう。

解剖学は難しい?

解剖学と聞くと難しいと倦厭する方も多いと思います。でも解剖学はあなたの体そのものです。素材はすぐそこにあります。難しい教科書を覚える必要はありません。自分の体を触れて、動かして、感じることで自然と理解できるのが解剖学です。
呼吸をしているのも、歩いているのも、食べているのもすべてあなたの体がしていることです。解剖学を学ぶと自分の体が愛おしく、感謝の思いが溢れててきます。

知識と実践のバランス

ヨガの解剖学は医学の一般的な解剖学とは違います。ヨガの実践を通してしか見えてこないものです。ですから講師もヨガの実践者である必要があります。
料理のレシピは知っていても実際に作ったことのない人から、料理を習いたくはないですよね。ヨガも一緒です。
UTLの講師は理学療法士としても、ヨガの実践者としても20年近くの経験を有する信頼できる講師です。 ヨガの実践者から解剖学を学ばれることを強くお勧めします。

ヨガを教えるということ

ヨガの先生になる方には、指導者としての責任と信頼を持って頂きたいと思っています。生徒さんの疑問や悩みに寄り添えることは重要ですが知識のない無責任な対応は、後々問題を生む原因にもなりえます。
しっかりとした知識を学ぶことで、自分の専門性と専門以外との関わり方も分かります。医学は特に特化された分野です。体や心に関わるヨガの先生だからこそ、医学とは何か、解剖学を通して自分の言動に責任を持てるようになるといいですね。


ヨガ解剖学の書籍

アンダーザライト ヨガスクールのYOGA解剖学講師が執筆・監修する書籍一覧です。



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アンダーライトのヨガ解剖学講座

有名ヨガインストラクターも多数受講。No.1ヨガ解剖学講座
中村尚人監修「AKIC」シリーズ

・ケガから解放されたいヨギ、ヨギニ
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また、楽しく学べるよう”ねむくならないクラス”づくりも心掛けています。
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「ヨガ安全指導員」制度とは、安全講習会と賠償責任保険「ヨガの保険」の2つで構成されています。

安全講習会

(受講時間:3時間)
ヨガの知識を有する者(概ねヨガアライアンスのRYT200程度)がヨガのレッスンを安全に行うたの知識を学ぶことはもちろん、いざという時のための応急手当や救命措置の基礎知識を身につける講習会です。修了者には、IDカード(指導員証)を発行します。知識として「知っている」からと言って、アクシデント時に「とっさにできる」とはかぎらず、定期的な研修と日々の訓練が大切です。

賠償責任保険「ヨガの保険」

ヨガインストラクターを賠償事故から守り、より安心して指導に専念できるよう、「ヨガ安全指導員」賠償責任保険をスタートします。安全講習会受講後、一般社団法人 日本ホリスティックヘルスケア協会に入会していただくと、年度会費の一部が保険料に充当されます。


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