内容紹介
ヨガプラクティスへの理解を深める科学的アプローチ
医学博士レイ・ロングが、骨格や筋肉の立体的なフルカラーイラストレーションで、ヨガの裏側にある科学を解説。認定整形外科専門医であり、20年以上のヨガ経験を持つレイ博士が、ヨガプラクティスの鍵となる解剖学的構造を、専門的な知識を応用してわかりやすく説明します。
この本には、アート、科学、スピリチュアルの要素がバランスよく盛り込まれ、ヨガプラクティスにおいて筋骨格にどのように力がはたらいているかを見せてくれます。
ヨガプラクティスで使われる筋肉の1つ1つがそれぞれどのような役割を担っているのかを、驚くほど美しいイラストが明らかにしてくれます。構造的な理解を深めることで、障害となっていることを解決し、ケガの予防にもなり、あなたのヨガ経験はより素晴らしいものになるでしょう。
この本は、ヨガプラクティスにおいて身体と心をしっかりと融合させたいと願うすべての人に欠かすことのできないものです。
本書は、国際的なヨガ指導資格発行団体である米国Yoga Allianceの正式認定校「アンダーザライト ヨガスクール」の ティーチャートレーニング(ヨガ指導者養成コース)で実際に使用されているテキストです。
理学療法士、中村尚人先生推薦
この本を手に取って頂いた方は、きっとこのイラストレーションの美しさにほれぼれすることでしょう。骨格だけでアーサナをとっている姿には、愛くるしさすら覚えます。
数年前、あるスタジオでこの『The Key Muscles of
Yoga(原題)』に出会ったときの感動は今でも忘れられません。何と見やすく、そして内容が豊富なものかと。その後、どうしても自分で欲しくなり、NY在住の友人に頼み込み、帰国のついでに持ってきてもらったほどです。入手してからは折に触れ、多くの方々にこの本を推薦してきました。
この本の特長はまず、難しい解剖学をビジュアルで「印象」として理解できることだと思います。それもリアル過ぎずアートのように。また、ある程度ヨガのー流派としての特色はありますが、著者が医師であるため、医学的にも明快な説明がなされていることも重要な点です。伝統的なヨガと近代の西洋医学的視点が絶妙にリンクしています。日本ではまだ医師など医療関係者による解説書が少ない中で、とても貴重な本であると思います。
翻訳および監訳に際して、原著者のレイ博士とは可能なかぎりコンタクトを取り、分かり易くかつ的確な訳を心がけました。ヨガは「実践の科学」という側面もありますので、表現の微妙な点などに関しては、原則的に著者の視点や経験を尊重した形としました。レイ博士には、私達のしつこい質問にも寛大に答えて頂き、いつも誠意ある対応をして頂けたことに、心から敬意を払います。素晴らしい本をありがとう。そして、日本語で皆様とこの素晴らしい彼の功績を分かち合えることを嬉しく思います。ぜひこの愛くるしいキャラクター達と共に、更なるヨガジャーニーを深めていって下さい。この本に関わっていただけた多くの方々に感謝致します。
(以上、監訳者まえがきより抜粋)
プレゼント
#その1
『図解YOGAアナトミー:筋骨格編- 医師が教えるヨガの機能解剖学』お試しダウンロード>>>
#その2
世界中で読まれているヨガ解剖学ブログの日本語翻訳>>>
著者について
レイ・ロング医学博士(原著者)
理事レベルの整形外科医であり、バンダヨガの創始者。
ミシガン医大を卒業し、コーネル大、マクギル大、モントリオール大、フロリダ整形外科医大の研究生を務める。
ハタヨガを20年以上勉強し、BKSアイアンガー氏や一流のヨガマスターたちとトレーニングを行っている。
中村尚人(監訳者)
理学療法士であり、ヨガ、ピラティス、太極拳などを医師とともに医療現場に取り入れる先駆者のひとり。
自著「ヨガの解剖学」がAmazon [解剖学] カテゴリーで1位を記録。