ヨガアライアンスの新スタンダードとは?(パート1)
現在ヨガアライアンスに登録申請済みのスタジオと、これからするスタジオで始まる時期が異なります。これから2020年2月までに申請をする場合は今のスタンダードで登録、それ(2020年2月)以降に申請する場合は新スタンダードでの登録となります。そしてすでに登録済みのスタジオの場合は、次の更新日から1年間は現在のスタンダードで更新することができます。( 早く新スタンダードに変更したいという場合は2020年2月以降、新スタンダードでの更新も可能。)
新スタンダードの内容
・カリキュラムの時間数について
200時間を先生と対面で接する時間にする
・カリキュラムモデルについて
5つの一貫したカリキュラムを持つ教育カテゴリーから、4つの主要なカリキュラムに変更
・新たに13の能力項目を規定
現在、能力項目の定めなし
・それぞれの能力項目の評価を必須とする
現在RYSによる受講生の評価は義務付けられていない
・一部オンライン学習を認める
オンライン学習の導入可能な分野を定める
・(RYT200を担当する)リードトレーナーの要件について
・倫理的コミットメントの定義
[4つの主要なカリキュラムと13の能力項目]
現在のスタンダードは共通して学ぶ必修の時間数が少なく、各学校に委ねられている部分が多いため、同じRYT200を修了しても、きちんとしたカリキュラムの学校かそうでないかによってインストラクターのレベルが異なるのが現状です。それは、これまで能力項目の規定もなく、それを評価する制度がなかったことも一因です。
そこで新しいスタンダードでは、人と人とが接している環境で行われる必修の時間が大幅に増やし13の能力項目を規定。それぞれの項目についての評価も必須になります。
ヨガアライアンスのDr.Christa Kuberry(写真右)とDanielle Hayes(写真左)